手裏剣術 半回転打法をあらためて考えてみた [English sub] Bo Shuriken Half Spin Discussion – Kan Hirotoshi

出典:YouTube / Kan Hirotoshi

直打法は切っ先が
指先側をを向くように持って

このまま

指の間から手裏剣が抜けるように打ちます

これに対して

半回転打法の場合は
切っ先が手首側を向きます

そして
手裏剣が270度回るように打ちます。

今日は半回転打法の打ち方

それからメリットやデメリットについて
話しながら練習していきたいと思います。

前回、半回転打法と直打法

この2つを打ち比べてみました。
結果的に直打法の方が

貫通力は高かった結果なんですけれども

あれを見た方から
反転打法、半回転打法の打ち方に

ちょっと興味が出てきたという
ご連絡をいただきまして

打ち方について改めて
お話ししてみたいと思います。

手裏剣をやっている方、

大抵の人がそうなんですけれども
半回転打法はほとんど使いません。

ほとんどの方が直打法を

切っ先を上に向ける打ち方。

それを一番最初に
練習してるんじゃないかなと思います。

前回の動画でもお話をしたんですけれども

半回転な方っていうのは
やはり

一等低い技術に見られてしまうデメリットがあります。

ですが、一度マスターしてしまうと

回転をさせることを覚えることで直打法の

回転をさせない打ち方、
これの上達になる部分

何か見えてくるものが
とても多いと思いますので

どちらもできるようになると
2倍楽しいかなと思います。

直打法について…
※言い間違い!

さてそれで半回転が方についてなんです
けれども

やりやすいものと、
やりにくい手裏剣があります。

やりやすいもので言うと

少し長め

さらに少し重量もあるものがいいですね。
こういったものだと半回転打法の

回る感覚が掴みやすくなります。

逆に私が半回転打法をやりにくいは
こう言う短いもの

この13センチぐらいの手裏剣だと

打ちにくいんです。
私は半回転打法では打ちにくい。

あとは、できなくはないんですけれども
こういった

巻物をしてバランスを変えたもの。
これもそうですね

これは房をつけています。
こういったものだと、意外と半回転打法

というのは
打ちにくくなります。

やりやすいのは…一番いいのは
ある程度長さと重さのある

手裏剣が半回転打法はやりやすいです。

重量が少し

お尻の方に重心があるものとかだと
やりやすい傾向があります。

あとはこういう両尖りの手裏剣です。

ただ、これに関しては
両方同じ分量で削っているということは
当然重量がど真ん中にあります。

自分で回そうとすれば回ってしまうし
回らないように

工夫をすれば
比較的

真っ直ぐ。
直打法で打てるようになりますので

一概に重心だけではないですが、
長さと重さがあればやりやすいかなと

思います。

それで半回転打法の
メリットの一つなんですけれども

半回転打法って
打った感覚がすごく軽いんです。

どういうことかと言うと、
こう手裏剣があって

頭の方を落としてあります。
ということはややお尻の方が重い。

直打法はその重い方を
持って打つことになりますし

最後の方でその重い方を押して

操作したりします。
半回転打法の場合だと

切っ先、つまり軽い方を持つ。
お尻の方が重いです。

このまま打ちます。
なので、

自然にこの後の動きを考えると
お尻は落ちるんです。
重い方が落ちやすいです。

なので
打った感覚がすごく軽い。

前回も言いましたとおり、力のない人には

とても

いい技術の1つじゃないかなと
思っています

デメリットの一つとして
回転数が合わないと刺さらない

直打法の場合だと、的の手前から
これぐらいの角度で倒れていきます。

つまり
直線の距離と言いますか

刺さる距離が長いんです。
的手前の

1m 2m ぐらいからもう
どこでも刺さる角度になっている。

そしてそのまま進んでいくので
前回も検証した通り、貫通力が高い!

それに対して
回っているということは

刺さるタイミングが
少しシビアになります。

ですので急に距離を変えたりすると

距離の調整が難しくなるんじゃないかな。
最初はそれがデメリットというか調整には

慣れが必要です。

投げ方なんですけど
切っ先尖った方を下に

手首側に向けます。

直打法の場合だと
皆さん慣れているので無意識に

押さえる動きが

おそらく自然にできています。
直打法を打っている方は出来ています。

ただ、
直打法はできるけれども半回転打法は

出来ないという人は

手裏剣を回そう思って
自分で積極的に手首を使い過ぎている。

一応、教科書ではお尻側を少しはたけと

言う方はいます。
ですが積極的に回しすぎてしまうと

刺さらない原因になります。
私のイメージですが

手を軽く止めるようなイメージ。

これで調整してます。
腕を止める時に腕の筋肉で止めると

たぶんうまくいきません。

身体、お腹で
手をグッと止めるようにイメージ

お腹から止めます。

そうすると
結果的に

これもやはり、手からすり抜けていきます

つまり、手首を使って
返すのではなく

動きとしては直打法と一緒なんです。

手からすり抜けていく。
自然に打つ。

まあ、この場合
「投げる」でもいいのかもしれないです。

距離の調整もあるので、お腹でグッと手をこのあたりで止めてあげるイメージ。

だけど直打法の時はやらないでください。
最初は下まで降ろしてきってください。

と言う話を前回しました。
手を止めることで

距離の調整をしやすくなります。
あとは直打法以上に

これによって調整してください。
直打法も人によって違いますが、

近い距離…
遠い距離…

もっと遠い距離…みたいな形です。
この持ち方によって結構距離の

調整が
よりシビアにやりやすくなります。

やってみます。

半回転打法

続きまして、距離を変えながら
半回転な方で打ってみたいと思います。

続きまして、
同じ距離から直打法と半回転打法

この2つを打ち分けていきます。

まずは反回転打法から

直打法

半回転打法

もう一度行きます
直打法

半回転打法

直打法

おそらくフォームが
だいぶ違ったんじゃないかなと

自分としたら
かなり違うフォームで打っています

伝わるといいですが、
違いがどこで出るのかなって考えると
面白いところです。

こんな形で
打ち分けていくと非常に面白いです

続きまして
ちょっと形状の違う手裏剣を使ってみます

これは板状の量尖りの手裏剣です。
両方刺さる手裏剣です。

こちらを使いまして
直打法とそれから半回転打法

それぞれ同じ距離から打ちます。
それぞれ打ち分けてきたと思います。

まずは半回転打法から

直打法

半回転打法

もう一度、半回転打法

このように
半回転打法を

ある程度を使えるようになると
突然いつもと違う形の手裏剣を渡された

時でも
打てるようになります。

出来れば直打法を稽古していても
この手裏剣なら直打法が打てるけど

急にこの形の手裏剣を渡されたら直打法が
出来なくなっちゃったでは

ちょっと面白くないので
どんな形でも打てるように
なってほしいです。

このように
半回転打法をある程度打てるようになると

いろいろな形の手裏剣が
打てるようになります。

もちろん直打でも半回転でも
どちらでも打てるのが理想です。

ですが
物によってなんですけど、自分にとって

どうしても直打で扱えないものや
使いにくいものもあります。

例えば
先が尖っていてお尻がもっと

大きくなってるようなもの。
近距離ならいいけど
ある程度の距離からは直打法で打ち

にくくなったりとか
そういうことも起こってきます。

ですので半回転打法に

慣れておくといろんな手裏剣にすぐに対応
できるように

なるのではないかなと。
少なくとも自分の技術が一つ増えると

出来ることが
2つも3つも、それこそいくらでも
広がっていきます。

ですので、自分のベースの技術を

増やしておくと
その先の枝葉に分かれた技術というのは

もっと何倍にも増えていきますので
色々と出来ると
それだけ楽しくなると思います

と言うわけで

今日は半回転打法のポイントについて

お話をさせていただきました。
こういう風に話はしたんですけれども

私自身
直打法が大好きです!

距離自慢ではないんですけれども

長い距離でも直打法で打てるようになり
たいし
それが例えば短い距離でも直打法で

打てるようになりたい。
この距離の調整をなるべく
自然に出来るようになりたい

そうなるというのが一つの

理想ではあります。

その中で

直打法っていうのは

回転をコントロールする技術じゃないかな
と私は思っています。

つまり
直打法だろうが1/4は回る。これは

1/4回転しているということです。
これをいかにコントロールするか。
回らない

ように打っていけば長い距離。

すぐに回るように打てば
短い距離で刺さる。
その調整がうまくいかないと立ったまま

当たってしまったり
完全に首が落ちきって当たってしまって

結果刺さらないということになります。

あくまで回転を
コントロールする練習の一環として

あえて回転をさせる練習もすると、
結果として

直打法の上達にも
なるのではないかなと

そう思ってこんな練習をしています。
もちろんメリットもたくさんあります。

ただ一番のメリットは…
一番のメリットというのかな?

直打法と半回転打法を別物と
考えてしまうとそれぞれ分かれて行く

そうではなくて

同じものとして考えることで
直打法と半回転打法が

相互に上達していく。そうすると
より高みに見に行けるんじゃないかなと

感じているところです。

私自身もこの半回転打法も
時々やっています。ただやっぱり直打法が

メインではありますので
そちらの練習がやはり

比重としては多いです。
何度も言うんですけれども楽しいです。

いろんなものが打てるようになる。
色んな打方が使えるようになる。

もちろん、いざ打つときに使う打法は
一つなんですけれども、その一つを

たくさんある中から選べるってやっぱり
すごく楽しいことだなと思っていますので

こういった半回転打法の練習も
時々行っています。

今日は半回転な方について
お話をさせていただきました。

この半回転打法なんですけれども
練習をする時に一つ注意があります

それはいつもよりも周りの安全
これをより配慮して行ってください。

手裏剣はもともと周りの安全に配慮して
行なっていただきたいんですけれども

特に直打法に慣れていらっしゃる方。
いつもは

切っ先が的に当たって

跳ね返ってしまう事もたまにあります。
半回転な方だと

お尻の方から当たってしまうことがあるん
です。しかも非常に回転が強いまま。

そうすると
いつも以上に自分が思わないところに跳ね

てしまうっていう話をよく聞きます。
そしてなまじ上手に投げているから

綺麗に真っ直ぐ投げたものが
的に当たってしまって

そのまま綺麗に真っ直ぐ自分に返ってきて
しまった。こんな話もよく聞きます

慣れている方こそ
周りと、それから自分自身

こういったものに十分配慮して練習を行う
ようにしてください。

それと、前回高評価ボタングッドボタンを
押して頂いた方、ありがとうございます!

すごく励みになっています!
このように面白いことであったりとか

やってみてほしいことがありましたら
コメント欄に書き込んでいただくか

連絡先を知っている方は連絡を
いただければ
何かしらの対応をさせて頂きます。

また今回の動画も面白ければ、高評価

グッドボタンを押して頂けると嬉しいです
宜しくお願いします!!

では今日の動画は以上です。
最後になんですけれども

今日やった反転打法と直打法
この2つを組み合わせた

宴会芸が一つありますので最後にその動画をつけておきます。
最後まで見ていただけると

嬉しいです。
今日の動画は以上です。
最後まで見ていただいて

ありがとうございます。
また見て頂けると嬉しいです!
よろしくお願いします。

ありがとうございます!!

通常このように持ちます。
片方をひっくり返して…

向かって右側を半回転打法
左側は直打法で打ちます。

畳が新しいので

ギリギリ
まあ成功ということで。

手裏剣動画情報

タイトル手裏剣術 半回転打法をあらためて考えてみた [English sub] Bo Shuriken Half Spin Discussion
説明文棒手裏剣の半回転打法、直打法に比べ一等劣るイメージを持たれがちですが、そのメリットやデメリットについてあらためて考えてみました。直打法と併修することでさらなる上達の可能性を考えます。手裏剣術は古武術の...
公開日時2021-09-17 21:55:34
長さ21:29
再生回数25
チャンネル名Kan Hirotoshi
チャンネルURLhttps://www.youtube.com/channel/UCFxWnDzxTef8UgFNH6veIqA
動画サムネイル
動画URLhttps://www.youtube.com/watch?v=lS5HMZShZSc

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