棒手裏剣 直打法の距離を伸ばす練習方法 [English sub]Bo Shuriken The point of throwing long distances with no spin. – Kan Hirotoshi

出典:YouTube / Kan Hirotoshi

今日は手裏剣もポイントについて

ちょっとお話していきたいと思います。
手裏剣を打ち始めて

ある程度距離を伸ばしたいとか
あとはちょっと刺さりが悪いなっていう時に

このポイントを

考えていただくと刺さりが少し良くなるかもしれません。

ポイントの前になんですけれども
まず自分の持っている手裏剣の長さ

それから太さ形状そういったものを
しっかりと把握することから

初めてください。
こういう15cm の長さの手裏剣

これはよく使われている手裏剣です。

15センチの長さに6ミリ角
切っ先が2.5センチの手裏剣

こういったもの最初に使う方がけっこう多いと思います。

それよりもちょっと長いもの。
太さ6ミリの丸型です

つまりこれとこれは数字的 には同じもの。

形状の違いもありますけれども。

ただし長さ こっちが18センチあります。
この違いなんですけれども

実はこの手裏剣の長さによって手裏剣の倒れ方大きく違います。
倒れ方が違うと

刺さり具合に影響は出てきます。
まずは自分の持っている手裏剣の寸法。

これを正確に把握することから始めて
みてください。

さて、手裏剣を打っていると

自分の手裏剣の癖がわかってくると思います。
刺さらない原因なんですけれども

いくつかあります。
一つが的に対して手裏剣がお辞儀してしまう。

首が落ちすぎてしまって刺さらない。

的に対して手裏剣が
右であったり左であったり

左右にぶれて刺さらない。
最後に手裏剣が全く倒れずに

的に当たってしまう。
たぶんこの3パターンに分かれると思います。

始めたばかりの人は

手裏剣が回りすぎて倒れすぎて刺さらない
というパターンがほとんどだと思います。

人間はどうしても手首が、こうついている以上
打つときにどうしても少し

手首を使ってしまいます。
その結果として

自然に投げるとこういう棒状のものっていうのは

回ってしまう。
なので、お辞儀しすぎてしまうってのは

ある意味は普通のことなんです。
個人的には

巻物何もついてない鉄の棒を
まっすぐ

1/4だけ打つというこの直打法っていうこの軌道自体が

なんかちょっとかある意味「技」と言うか

言ってしまうとちょっと不自然な
打ち方なんですね。

自然に打てば回転してしまうものだと私は思っています。

ちょっと無理をしてでも回転を
いかに止めるか

回転をコントロールするか。
そういった技術が直打法だと思っています。

回りすぎてしまう人の

コツなんですけれども…コツって言っちゃいけないのかな?

ちょっとポイントなんですけれども

手裏剣を打つときにですね
このままだと手首が返ってしまうから

どうしても回転をしてしまいます。

手裏剣は手の内、手の内は手の中で

滑走させる少し滑らせると言いますか…
最初に手裏剣を練習の仕方を教えたときに

これ以上柔らかく持つと落ちちゃうよーって言うくらい

柔らかく持ってくれと、お話しました。
そして手の中でちょっと滑らせるように

投げてくれと話をしました。
すっぽ抜ける直前なんですけれども

ほんの少しだけ

こちら側に

逆向きに力を加えたいのです。
つまり90度で

発射されるのではなく、
少し倒れるように。

ゆっくりと方こういう手の動きで

ほんの少し
逆向きに押すというか、

ちょっと弾いてあげるというか

こういった動きをすると
手裏剣が

回転してしまう時間を遅らせることができます

スタートは

明らかに角度が違うわけですね

ですので90度から発射するものよりも
この角度から発射した方が

倒れる時間が遅くなる。
こういった形で例えば距離の違い

長い距離を打つときに

調整をしたりするひとつの手段として

使うことができます。
ですが!!

ここで1つ!
ある程度慣れて来た方。

刺せるようになって距離を伸ばした方の中には

手裏剣が倒れずに(的に)
当たってしまって

刺さらないという方が
出てくると思います

そういった方はですね、
今度は逆に1/4

回転をさせるコントロールを
しなきゃいけないんですね。

つまり手裏剣には段階があって、
一つは手裏剣を倒さないように

練習をする段階。
慣れてきたら今度は

手裏剣が倒れずに的に当たり出す
瞬間が必ず出てきます。

そうしたら今度は
手裏剣をある程度距離によって

コントロールをする練習が
必要になってきます

この滑走なんですけれども

こういった
15センチぐらいの手裏剣だと

ちょっと向かないと言いますか…

倒れるのがどうしても遅くなって
しまうんですね。

手裏剣が倒れるのは長さと
太さに起因してくると思います。

ですので、こだわりがない方や

流派での手裏剣が決まっていない方は

15cmの手裏剣で倒れない時には
長いものを使ったほうが

倒れやすくなります。
コントロールしやすくなります。

なので手裏剣を変えてしまうというのもひとつの手です。

ただ、どうしてもこちらの15センチに
こだわりたいよという方は

長さと太さに気にするので、
少し細くしてしまうと、

例えば5ミリぐらいにするともっと倒れやすくなると思うんですよ。

もしくは、どうしても倒れないという
ときにはもっと短くしちゃう。

13.5cmで6ミリだと、もっと倒れやすくなると思います。

そんな形で手裏剣を変えるだけでも
かなり倒れ方って変わってきますので

まずは自分の手持ちの手裏剣のクセと言いますか

寸法などをしっかりと
頭に入れて練習をすると

上達の一つのポイントになるかなと思います。

その上でもう少し弾いてあげると…
逆向きの力を加えてあげる。

ただこれも、あまり多用してしまうと
ちょっと違ってくるんですね。
なので、補助輪と言いますか
今はストライダーでしょうかね。

そういったものだと思ってください。あまりこれだけを

メインにしてしまうと

どこかでまた行き詰まる瞬間が出てくると思います。

ですので、なるべくなんですけれども
自然に投げてコントロールできるように!

直観的にコートロールできるようになってしまうのが一番いいです。

ただまぁそれがどうしてもできない時。

意図的にちょっと手裏剣が倒れるというか…仕事をするタイミングを

遅らせたよという方は
ちょっとだけこの後ろ方向に加力する といいますか

こういったものを使うといいと思います。

ちょっと打ってみます。

最初はこのように…
回りすぎてしまう。

回る理由の一つなんですけど
手がここで止まってしまうと

回りやすくなります。
当然なんですけど、ここで止まった分だけ

テコの原理のように
切っ先が倒れてしまいますので

回りやすくなります。
なので最初は

手を振り抜いてください!しっかりと!

振り切るだけでだいぶ違います。
これ(腕)が止まると

刺さらないんですよね。

手を振り弾いて抜いてください!

しっかりと下まで
落としたほうがいいですね。

その上で距離を延ばす時には
ほんの少しだけ

お尻部分を押してあげてください。

あまり同じところを狙うと、手裏剣同士がぶつかっちゃいますので

ちょっとバラけさせます。

このように少し

お尻側を押してあげる、弾いてあげる!
こういうイメージを持つだけで

手裏剣の距離は伸びていきます。
もしくは(手裏剣を)始めたばかりの方とかで

どうしても手裏剣が
お辞儀しすぎてしまう、倒れすぎてしまう

という方は少しこれを使ってあげると
手裏剣が

回転するスピードがだいぶ遅くなります。
これをちょっと試してみてください。

必ず手は下まで落としてください。

くどいようですが、手が止まってしまうと回転してしまいます。

ですので手は落としきってください。

それと、手裏剣が安定しない
要因の1つに

刺そうという意識が強すぎまして

振り上げすぎてしまう。

ここまで振り上げてしまったり。

この距離で届かせようと思ったら
ここ(小さい振り)からでも届きます

それなのに無理に大きく

してしまうとブレる原因になります。

ブレが大きくなると
当然手裏剣は刺さりません。

ですので
あまり上げすぎないでください。

ついつい勢いで…
(腕を)上げてしまうと

刺さらない。

コンパクトに振ってあげた方が
最初のうちはいいかもしれません。

そんなに強く刺そうとか

思わなくていい。

手裏剣は軽くても(重さは)30グラムもあります!

しかも鉄製で先が尖っている。

そんなものを投げてますので、
力が弱くても

十分刺さります。
ですので

あんまり

勢いよく
振りかぶり

すぎないほうがいいです。
あまり強く振り上げない。

ごくコンパクトな間合いから。
刺してやると気負わずに

手をしっかり下し切ってしまいます。

この時に上げすぎない。

欲張り過ぎない。

本当にごくごくコンパクトなフォームから

打ってあげるぐらいでいいです。

コンパクトな方が安定します。

野球でもテニスでもゴルフでも一緒です。

あまり大振りするよりは
小さく

打った方が
軌道は安定します。

ただ、これをやりすぎると
手裏剣が(ぶつかって)痛みますので

あまりまとめ過ぎないように
してあげてください。

手裏剣が当たってささくれると
怪我の原因になります

先ほども言ったように手の内で滑走させます。
手裏剣に傷がついていると

ささくれた鉄が
手の中をすり抜けていきますので

気が付くと怪我をしていた
なんてことがよくあります

なので

あまりまとめ過ぎないように
バラしてあげてください

力を入れすぎないこと。

どうしても、刺そう刺そうと思うと
強く打ちたくなるんですけれども

手裏剣というのは刺さるように出来ています

なので

そんなに力を入れないでください。
ちょっとひとつ実験してみます。

手裏剣を持ちます。
逆手に持ちましょう。
逆手に持って

力の限り畳に刺します!

思い切り刺さりました。

ごく小さい間合いから
コンパクトなフォームで投げます。

どちらが刺さっているか?

上が力の限り打ち付けたものです。

下がコンパクトな間合いから
軽く

打ったものです。

5ミリぐらいでしょうかね
コンパクトな間合いから売った方が

刺さりがいいです。

逆手に持って…

刺すものよりも
小さく

「投げた」手裏剣の方が

強い力を発揮してくれます!

モノを投げるって言うことは
とても大きい力を発揮してくれます!

なので安全に配慮しながら
こう言った練習をしてみてください!

今日はちょっとしたポイントという
ことで

(手裏剣が)回りすぎてしまう方のために
お尻側を

手の内で滑走させて滑らせる。
そしてお尻側をほんの少しだけ

押してあげる。
この打ち方をご紹介させていただきました。

ただ、くどいようなんですけれども…これを

全てに使うようにしないでください!

あくまで
ストライダーや補助輪のようなものだと

思ってください。
あまり的を…

撫でるような動きになってしまう。
これをやっていると。

そうするとこれはこれで
あまりよくないんです。

よくないとは言わないかもしれませんが
それよりもごく自然に

ストンと打てる方が
一つの理想だと思っています。

最初の方(初心者の方)は、一度お尻側を押すやり方を

試してみてください。
あと、最後に左右に

ブレてしまう方に関しては…
指に引っかかっている方が

非常に多いです。

親指にひっかかりすぎる。
つまり

親指の力がちょっと強すぎる方は

左に回りやすいかな。

逆か!
親指だとこっち側に回りやすくなってきます。

逆に

差し指中指(手のひら)あたりに引っかかってしまうと

右投げの場合こっち方向ですかね(切っ先が右方向に)回りやすくなってしまいます。

指に引っかかると左右のブレが起こりやすくなると

思ってください。
その場合の対処方法はなるべく指に

力を入れないこと。
指に力を入れないためには…

身体に力を入れない。
体をリラックスすれば指先がリラックスする。

どっちが先かは分からないです。
ただし密接に関係してます。

なので指先だけ力を抜いても、体が強張っていたら…

やっぱり引っかかっちゃいます。
なので体からリラックスしてください。

体がリラックスすれば
指先もリラックスします。

そういった状況で…

なるべくリラックスをして…

打つようにしてみてください!

余分な力が入らなければ
安定していきます。

何度も言いますが
周りの安全には十分配慮して…

そして、楽しんで練習をしてみてください

今日はちょっとポイントのお話しさせていただきました。
最後まで観て

いただいてありがとうございます!
今日は終わります、ありがとうございます

手裏剣動画情報

タイトル棒手裏剣 直打法の距離を伸ばす練習方法 [English sub]Bo Shuriken The point of throwing long distances with no spin.
説明文棒手裏剣 直打法で距離が伸びず悩む方に直打法の距離を延ばす方法を。手裏剣術は古武術の一種ですが安全にさえ配慮すれば運動経験のない方、力のない年配の方や女性、お子さんにまで広く楽しめる武術です。いざと言...
公開日時2021-09-13 22:23:36
長さ23:00
再生回数39
チャンネル名Kan Hirotoshi
チャンネルURLhttps://www.youtube.com/channel/UCFxWnDzxTef8UgFNH6veIqA
動画サムネイル
動画URLhttps://www.youtube.com/watch?v=nN-DQPrKPHA

コメント

タイトルとURLをコピーしました